屋根(コロニアル)と外壁(サイディング)に発生していたクラック(ひび割れ)を丁寧に補修し、雨水の浸入リスクを抑えながら防水性を高めました。遮熱塗料を使用し、室内環境の負担軽減と省エネ効果にもつながる仕上がりとなっています。見た目の美しさだけでなく、機能性にも配慮した施工事例です。
ビフォーアフター
施工前(Before)

施工後(After)

施工情報
| 施工場所 | 福岡県古賀市 |
| 工事内容 | 屋根外壁塗装工事 |
| 外壁材 | サイディングボード |
| 外壁使用塗料 | リファインMF 【マウンテンブルー】 |
| 屋根材 | コロニアル |
| 屋根使用塗料 | スーパーシャネツサーモSi 【ミッドナイトブルー】 |
| 工事期間 | 19日間 |
| 保証年数 | 屋根7年間/外壁 10年間 |
高圧洗浄


外壁に付着したホコリ・排気ガス汚れ・カビ・苔などを高圧の水で丁寧に洗い流し、塗装に適した清潔な下地を整えます。汚れを残すと塗料の密着が低下するため、目地やサッシ周りなど細かい部分までしっかり洗浄し、長持ちする塗装の基礎をつくります。
屋根 施工
屋根板金


屋根の棟板金部分に下地処理を実施します。ケレン作業を行い、手作業で丁寧にサビや劣化した旧塗膜を落としていきます次に錆止めを塗装します。金属部は錆びが再発しやすいため、防錆効果のある塗料で保護していきます。この工程には錆を防ぐ目的はもちろんのこと、発生してしまっている錆びの進行を防ぐ目的があります。
クラック補修

屋根にできていたひび割れは、塗装前にコーキング材を使って補修しました。汚れを落としてからコーキングを充填し、雨水が入り込まないよう丁寧に処理しています。クラックを補修せずに塗装すると、内部から劣化が進むため、防水性の確保には欠かせない工程です。
屋根塗装 下塗り・タスペーサー差込み


屋根の下塗りを実施します。使用する下塗り材は、アステック社の「サーモテックシーラー」です。下地への浸透性や固着性の高さと共に、高い遮熱性が特徴です。機能性のある下塗り剤で、近年の厳しい太陽光から屋根を守っていきます。
コロニアルの屋根は、塗装によって屋根材同士の隙間が塗料で塞がれると、雨水の排出が妨げられ、内部に水分が滞留する原因となります。タスペーサーは屋根材の重なり部分に適切な隙間を確保し、雨水や湿気を正常に排出するための部材です。挿入することで下地材の腐食、雨漏りのリスクを防ぎ、屋根全体の耐久性を大きく向上させます。
屋根塗装 中塗り・上塗り


今回使用する塗料はアステック社の「スーパーシャネツサーモSi」お色は【ミッドナイトブルーミッドナイトブルー】です。
この塗料の素晴らしさは、なんといってもその高い遮熱性にあります。一般的な黒色非遮熱塗料の日射反射率が平均約6%前後なのに対し、スーパーシャネツサーモは約46%の日射反射率を誇ります。『チタン複合特殊無機顔料』の使用により、温度上昇の原因となる近赤外線を効果的に跳ね返す塗膜を形成します。また耐久性や変色防止性でも高い耐用年数を誇るため、光熱費やメンテナンス費用の節約につながります。
この塗料で中塗り・上塗りと2回の塗装を実施します。塗膜が二層構造となることで色の深みと艶を均一に整え、強固な塗膜により塗料の性能が最大限発揮される寿命の屋根塗装が完成します。
外壁目地 施工
コーキング撤去・目地清掃・プライマー塗布


既存の劣化したコーキング材を丁寧に撤去し、目地をまっさらな状態に戻す工程です。古いシールが残ると新しい材料が密着しにくく、剥離や隙間の原因になるため撤去後の清掃も丁寧に行います。次に目地にプライマーを塗布します。プライマーはコーキング材がしっかり密着するよう接着材のような役割を果たします。プライマーが均一に行き渡るよう刷毛で丁寧に塗っていきます。
コーキング充填・ヘラ均し


コーキング材を充填していきます。空洞ができると施工不良につながるため、目地の奥から表面までしっかり材料が行き渡るよう確認しながら慎重に作業します。さらにヘラで押さえ、目地全体に密着させながら表面を滑らかに整えていきます。表面のラインが滑らかになることで防水性が高まり見た目も美しくなります。
サッシ廻り目地 施工
目地清掃・プライマー塗布・コーキング充填・ヘラ均し



外壁目地のコーキングが「打ち替え」なのに対しサッシ周りのコーキングは既存の上から「打ち増し」していきます。既存のコーキングを撤去せず、清掃後に上からプライマーを塗布し充填していきます。撤去の際にカッターなどを使用し、サッシに付属する防水テープなどを傷付けないためです。
外壁 施工
外壁補修・下塗り


外壁の補修を行います。外壁の角には経年劣化や日々の振動により小さなすき間ができやすく、そこから雨水が入り込むことがあります。水が入ると、外壁の内側の劣化やカビの原因になり、放置すると雨漏りにつながることもあるため、塗装前に補修していきます。目地同様、隙間をコーキングで塞ぎ、しっかりと防水性を持たせます。
補修後に下塗りを行います。
外壁中塗り・上塗り


下塗りで整えた外壁に、中塗り・上塗りと、仕上げ塗料を2回塗っていきます。中塗りは外壁を紫外線や雨から守る保護層を作り、上塗りでは色の深みや光沢を出しつつ、外観の美しさと耐候性を高める層を作っていきます。今回使用する塗料はアステック社「リファインMF」お色は【マウンテンブルー】です。
軒天 施工
上塗り1回目・2回目


軒天は2度の上塗りで仕上げていきます。まず1回目の上塗りでは素材にしっかり塗料を染み込ませ、下地を整えていきます。汚れや吸い込みが多い部分でも、均一な仕上がりになるよう丁寧に塗り広げ、2回目の塗装がきれいに乗るよう土台をつくります。
2回目の塗装では、軒天の色を整えながら塗膜の厚みを確保し、耐候性を高めます。1回目で土台ができているため、より均一で滑らかな仕上がりが可能となり、美観と保護性能の両方が向上します。
付帯部(鉄部) 施工
鉄部ケレン処理



シャッターBOX等の金属製の付帯部は外気や湿気の影響を受けやすく、サビや旧塗膜の浮きが発生しやすい部位です。ケレン作業では、サンドペーパーを使ってこれらを丁寧に除去し、素地を健全な状態へ戻します。下地をしっかり整えることで塗料の密着性が高まり、後のサビ止めや上塗り工程の耐久性が大きく向上します。
鉄部錆止め塗装



鉄部から錆だれが起きてしまうとお家の美観が大きく損なわれるため、防止するための処理もしっかりと行います。
鉄部上塗り1回目



鉄部上塗り2回目



下地処理を終えた付帯部は、2回の上塗りで仕上げます。1回目は仕上げ塗料をしっかりと乗せ、付帯部全体を覆います。塗り残しが出やすい端部や継ぎ目も丁寧に施工し、耐久性の高い塗装へと仕上げていきます。
付帯部塗装の最終工程として2回目を行い、塗膜性能を最大限に引き出します。二重の塗膜構造により、防水性と耐久性が向上します。
付帯部施工
付帯部ケレン処理




付帯部上塗り1回目




付帯部上塗り2回目




鉄部以外の付帯部はケレンで微細な傷をつけて塗料の食いつきを良くし、上塗りを2回行います。







