福岡県古賀市にて、外壁と屋根の塗装をご依頼いただきました。
経年劣化が進んでいた屋根・外壁に対し板金工事、塗装を実施しました。屋根の棟板金は交換後、コーキング処理を行い、雨水の侵入をしっかりと防止。外壁には多彩模様塗料「グラナートSP」を採用。天然石のような立体感と深みのある外観に仕上げた施工事例です。
ビフォーアフター
施工前(Before)

施工後(After)

施工情報
| 施工場所 | 福岡県古賀市 |
| 工事内容 | 屋根外壁塗装工事 |
| 外壁材 | サイディングボード |
| 外壁使用塗料 | グラナートSP 【キンバーライト】 【ダイオライト】 ウルトラトップ |
| 屋根材 | コロニアル |
| 屋根使用塗料 | スーパーシャネツサーモSi 【トゥルーブラック】 |
| 工事期間 | 16日間 |
| 工事完了月 | 2024年5月 |
| 保証年数 | 屋根 7年間 / 外壁 10年間 |
高圧洗浄


外壁や屋根の汚れを強力な水圧で洗い落とす「高圧洗浄」は、塗装工事では絶対に欠かせない作業の一つです。ただ長年蓄積した汚れを落とすためだけではなく、劣化した古い塗膜を取り除くことが重要な目的です。劣化した外壁に触れると粉のような汚れが手につき、これをチョーキングといいます。チョーキングは塗料の密着を妨げる要因となりますので、取り除かずに塗装をすると、早期に剥離する可能性が高くなります。


高圧洗浄の際は、洗濯物や濡れてはいけないものは室内に取り込んでいただき、窓やドアを閉め施錠していただくように、前日までにお知らせしています。また、塗装箇所以外でも外構や外堀、ベランダなど、お家全体を洗浄させていただいております。
屋根 施工
屋根板金


屋根の棟板金(むねばんきん)取り合い部にて、板金交換後の仕上げとしてシーリング処理を行っています。継ぎ目や接合部に沿ってマスキングテープで丁寧に養生し、ラインを整えながら確実に充填しています。特に雨水が入り込みやすい箇所を重点的に押さえ、見た目の美しさと防水性を同時に高めていきます。細かな部分まで手を抜かない処理が、屋根全体の耐久性向上につながります。
屋根下塗り・タスペーサー取付


屋根塗装の工程は大きく分けて【下塗り】【中塗り】【上塗り】の工程に分けられます。今回の屋根材は『コロニアル』のため、下塗りと中塗りの間に【タスペーサー挿入】という工程が入りました。コロニアルは屋根と屋根が重なっている為、塗装をした際にどうしても隙間を塗料で塞いでしまいます。湿気を逃がすためと、雨水の導線を確保するために縁切り作業としてタスペーサーという部品を差し込みます。
屋根中塗り・上塗り


下塗りとタスペーサーで準備が整った屋根に塗料を重ねていきます。一層目は【中塗り】【上塗り1回目】といわれ、下塗りで整えた塗装面に耐久性を高める保護層を作っていきます。また、二層目の仕上げがムラなく密着して仕上がるために、下塗りと上塗りをつなぐ重要な工程です。中塗り乾燥後、最終仕上げの二層目でさらに塗膜の厚みと強度を確保し、美しい外観と耐久性が続く屋根に仕上げていきます。
外壁目地 施工
コーキング撤去・プライマー塗布


コーキングの耐用年数は約7年~10年程度ですが使用環境によって大きく異なり、劣化が始まると、ひび割れ・剥がれ・変色などの症状が現れます。劣化を放置するとお家の美観を損ねるだけでなく、雨水が侵入する等、被害を大きくしてしまう可能性があります。
コーキングの施工は、まず劣化したコーキングを撤去することから始めます。撤去後に出来た隙間を綺麗に清掃し乾燥させ、綺麗になった目地にシーリングプライマーを塗布します。コーキング材が本来の防水機能を発揮するには、目地に十分に接着することが重要です。そのためにプライマーを塗布し、コーキング材との密着を強固にしていきます。
コーキング充填・ヘラ均し


しっかりと下処理を施した目地へ、コーキング剤を充填していきます。外壁の目地に使用するコーキング材は耐候性・柔軟性と塗装適正が最重要であるため、変性シリコーン系のコーキング剤がよく使用されています。当社の施工では、使用する塗料との相性がよく、耐候性・防水性に優れたアステック社のシーリング剤を使用しています。コーキング材を充填した後、ヘラ押さえを行います。この工程はコーキング材の密着性を高め、気泡を除去し、表面を平滑に整えるために重要です。ヘラを使ってコーキング材が目地の奥まで行き渡らせ空洞ができないように滑らかに仕上げます。
外壁 施工
外壁下塗り・中塗り


まずは下塗りです。エピテックフィラーという水性系の下塗り材を使用します。安全性の高い水性塗材で臭気が少なく速乾性に優れています。あらゆる外壁材にも強固に密着し、頑丈な塗膜を作るための土台を作ります。今回施工する塗料はアステック社の『グラナートSP』です。通常、外壁塗装の工程は下塗り後に、仕上げ塗料を2回(中塗り・上塗り)で同じ塗料を重ねますが、グラナートSPは多彩模様塗料といい、上塗りで様々な色のチップが混合されたクリアーな塗料を吹き付けるため、中塗りではグラナートミドルコートを塗っていきます。外壁の色は、この中塗り塗料の色がベースカラーとなります。
外壁上塗り・トップコート


仕上げとなる上塗りです。チップを配合したクリアー塗料を吹き付けて仕上げていきます。ランダムなサイズのチップで独特の凹凸感が生まれ、 天然石のような立体感と深みを生み出します。乾燥後、さらにトップコートで仕上げていきます。また、見た目だけでなく、良質なアクリルシリコン樹脂を使用しているため、紫外線や雨風に対して高い耐候性を発揮します。促進耐候性試験(キセノンランプ式)では期待耐用年数15年相当経過後も光沢保持率80%以上を保持することが実証されています。
軒天 施工
上塗り1回目・2回目


軒天の塗装です。軒天とは外壁よりも外側に出ている屋根(軒)の裏側部分に取り付けられている仕上げ材のことです。屋根の裏側を覆うことで美観を保つだけでなく、雨風やほこり、鳥獣の侵入を防ぐことが主な役割です。同時に湿気が溜まりやすい場所でもあるため、通気を良くするために、写真のような穴の開いたボードが使用されていることが多いです。軒天は基本、上塗り2回で仕上げていきますが、塗料でこの穴を塞がないように毛足の短いローラーで慎重に仕上げていきます。
付帯部 施工
鉄部ケレン処理・錆止め塗装










金属部の塗装はまずケレン作業から始まります。ケレン作業では塗装部の表面に付いた錆や汚れを、サンドペーパー等を使い手作業で丁寧に落として行きます。ケレンで塗装面の下地を整えたら、錆止めを塗装します。鉄部から錆だれが起きてしまうとお家の美観が大きく損なわれるため、防止するための処理をしっかりと行います。
上塗り1回目・2回目




下地処理を終えた付帯部は、2回の上塗りで仕上げます。1回目は仕上げ塗料をしっかりと乗せ、付帯部全体を覆います。塗り残しが出やすい端部や継ぎ目も丁寧に施工し、耐久性の高い塗装へと仕上げていきます。
付帯部塗装の最終工程として2回目を行い、塗膜性能を最大限に引き出します。二重の塗膜構造により、防水性と耐久性が向上します。以降の付帯部も同様に作業を進めていきます。







